家財道具の処分を依頼された大工さんから譲っていただいたヴィンテージミシン。ジャノメの50年代頃の足踏みタイプ。
捨ててしまうのはもったいないのでメンテしました。
金具を外してバラせるところは全て分解します。
オリジナルの塗装をサンダーで削り取ります。
外したパーツごとに表と裏をサンダーします。
さらに細かい目のペーパーでサンダーを繰り返した後、ワトコオイルを塗り込みます。
ワトコオイルは塗料ではなく、色の着いたオイルです。塗るというより浸み込ませます。
3回ほど繰り返し浮き出たオイルをふき取ると艶が出ます。
オイルにつけて錆を取り除いたビスや金具を元に戻して各パーツを組みなおします。
テーブル部分は完了。
脚は鉄製ですが錆もなくダメージは無いので、埃をきれいに拭き取ります。
ミシン本体はミシンの専門業者さんに診てもらいます。
折りたためられた天板の下に収納されるのです。